JA初のスマホで回答「組合員アンケート」を実施しました

2026.02.03

 JA信州諏訪は1月、2026年度の事業計画策定に向け、組合員にスマートフォンで回答してもらう「組合員アンケート」を初めて実施しました。協同活動や自己改革などの取組みの評価を問う7項目を用意。PR資料「自己改革ニュース」や、アンケートの概要やJA事業をまとめた動画を添付し、取組みを事前に理解してもらいました。

 JAはこれまで、3カ年計画策定年度に、全職員1人につき組合員3人に回答してもらう紙版の「組合員アンケート」を行っていました。集計作業に時間がかかることや、印刷代等の経費が課題でした。2023年8月、JA利用者専用WEBサイト「組合員Myページ」の運営を開始。同サイトはアンケート機能があり、結果は自動集計でき、追加経費もかかりません。スマートフォンを活用することで、より多くの組合員に気軽に回答してもらえることから導入しました。

 事務局の管理部企画管理課は、「わからない」「知らない」の回答を減らし、取組みを理解したうえで評価をしてもらうことに注力。2018年度から毎年、PR資料「自己改革ニュース」を製作しています。今年度版はA4表裏の構成で、農業所得増大に向けた支援事業・トップセールスなどの取組みや、小学生の稲作体験や花育・地域貢献活動などを写真とともにわかりやすくまとめ、PDFファイルにして回答前に見られる仕組みにしました。

 

 また、「スマートフォンの画面ではPDFファイルが見にくい人もいる」「スマートフォンでの回答を生かし、取組みを映像で見てもらいたい」という思いから、今回初めて動画も製作しました。

 

 動画は見やすさを重視し、約90秒間の構成にしました。アンケートは①協同活動の取組み②自己改革の取組み③「組合員Myページ」に対する評価に分かれていることを説明。それぞれの取組みを担う現場の職員の協力を受け、撮影した映像も流れます。

 

 アンケート前に、PR資料を見てもらう取組みは効果が表れています。支所運営委員会や生産部会のメンバーに実施したアンケートでも、PR資料を提示。昨年度は「わからない」「知らない」の回答は3割ほどありましたが、今年度は1割ほどとなりました。

 

 同課の清水親課長は「地道なPR活動の成果が徐々に出ている。『わからない』『知らない』の回答が減ったことで、取組みへの厳しい意見をもらうことも増えたが、事業改善に役立てることができ、アンケートの意義を実感している」と話します。

結果は2月中旬に精査し、各機関会議で報告。評価が高い取組みは継続し、低い取組みは方法を見直していきます。

 

 清水課長は「スマートフォンでのアンケートはJA初めての取組み。これからも定期的に行い、組合員の声を聴く機会を増やしていく。ぜひ、多くの組合員から回答をいただきたい」と呼びかけています。

「自己改革ニュース」と初製作の動画をPRし、「組合員アンケート」への回答を呼びかける企画管理課の職員