2025.11.20
JA信州諏訪が2025年度、稲作支援を行う管内の小学校計8校の脱穀が10月23日に無事終了しました。児童は昔ながらの足踏み脱穀機や千歯こき、唐箕とハーベスターを使い体験。初めて使う道具にわくわくしながら稲作を学びました。
諏訪市の四賀小学校の5年生48人は23日、学校コーディネーターの松木文夫さん(74)とJA職員の指導のもと、5年生48人が足踏み脱穀機、千歯こき、ハーベスターを体験。松木さんは、保存性と食味向上のため稲刈り後に稲を干してコメを乾燥させることを話し、この日使う道具の使用方法を説明しました。その後、児童は教わった通りに道具を使い脱穀をしました。初めて使う道具に戸惑いながらも、JA職員のサポートによりだんだんと上達していき、「ヒメノモチ」約100キロを収穫しました。
5年生の名取琥太郎さん(11)は「足踏み脱穀機は使い方が難しかったが、コツを掴むときれいに稲から籾が取れてうれしかった」と話し、宮坂龍彦さん(10)は「しっかり稲を持っていないと道具に吸い込まれてしまうことが難しかった。慣れると上手に出来た」と話しました。
諏訪中央支所の宮坂智明統括所長は「稲作体験を通して、農産物を生産する人への感謝の気持ちを忘れずに食事をしてもらえればうれしい」と話しました。
写真=各学校の脱穀の様子







