新聞紙でバラのリース作り おしゃれなリースが完成

2025.10.16

 JA信州諏訪女性大学は10月8日、諏訪市の本所でオリジナルのバラのリースづくりを学びました。バラの材料は新聞紙のカラー面で、“いつまでも眺めて楽しめる”のが魅力。思い思いにバラの配色や配置を考えて作品を完成させ、皆で褒め合いました。

 今回の講義は、JA職員が「9月に入学した学生同士が手芸を楽しみながらコミュニケーションを行い、親睦を深めるきっかけにして欲しい」と提案しました。また、同職員はJA女性部の藤森洋子部長が作ったバラのリースを見て、「新聞紙で作られたとは思えないくらい可愛い!」と感銘を受けました。身近で、お金をかけずにできる新聞紙の有効活用も学べるとして、講義に取り入れました。

 大学生と大学院生17人が参加。講師は同部の藤森部長が務めました。まずは新聞紙のカラー面を10~15㌢の正方形に切り抜いたものを用意。1枚を折り重ね、花びらになる部分を爪楊枝で丸めます。バラの中心になる部分をピンセットで思い切り捻ると、バラの花ができます。参加者は「難しい」「頭を使うね」と苦戦しながらも、大小さまざまなバラの花を何輪も作成しました。

 その後は円形の土台に、自作のバラや、あらかじめ事務局が用意した色とりどりのバラを、バランスよく貼り付けました。リボンを結んだりマニキュアを塗ったりして装飾。おしゃれなリースが出来上がりました。

 藤森部長は「思い切ってどんどん貼り付けていく人や、配色を考えて慎重に作業する人もいる。皆それぞれの個性があって、見ていて本当に楽しい」と笑顔を見せました。

 参加した中田やよいさんは「丁寧にわかりやすく教えてもらえたので、完成することができた。お祝いやイベントでも使えるので、今後も色んな色で作ってみたい」と話しました。

写真=思い思いの配色でリース作りを楽しむ参加者

写真=藤森部長の作品。新聞紙とは思えないかわいさです!