「麻布十番八ヶ岳西麓農産物まつり」を開催しました

2025.10.03

 JA信州諏訪と、茅野市・富士見町・原村で構成する「八ヶ岳西麓地域共生会議」は9月27日、東京都港区の麻布十番商店街「パティオ十番広場」で「麻布十番八ヶ岳西麓農産物まつり」を開きました。3市町村の首長やJA役職員らが出席し、夏秋期の花の主力品目であるトルコギキョウとアルストロメリアを販売。ワインの試飲や抽選会などの催しで盛り上げ、来場者に自慢の農産物や特産品をPRしました。

 JA管内の3市町村は、1000㍍ある標高や都心へのアクセスの良さを生かし、高品質な農産物を出荷しています。

 このまつりは2025年2月にプレ開催を行い、今回で2回目。八ヶ岳西麓の農産物や特産品で地域の魅力を発信することで、3市町村を訪ねるきっかけにしてもらうことが目的です。

 JAはこの日、トルコギキョウを60本、アルストロメリアを100本用意。役職員が「信州諏訪のお花です。長持ちしますよ」と声掛け。来場者は「なんのお花?」「きれいだね」などと興味深そうにブースに立ち寄って買い求め、完売しました。

 茅野市は「蓼科野菜」の販売や地元産ワインの試飲ブースを設け、富士見町は「ルバーブジャム」の販売や、富士見高原リゾート・富士見パノラマリゾートの1日券などが当たるガラポン抽選会を行いました。原村は同村の株式会社きよみず農園のミニトマトを加工して作るトマトジュースの試飲や、米粉の販売などを行いました。

 小平淳組合長は開会セレモニーで「標高の高い諏訪地域は紫外線が強いため、花の発色が良い。諏訪の農産物や特産品を、ぜひ堪能して」とあいさつしました。

写真=来場者に花束を手渡す役職員

写真=開会セレモニーであいさつする小平組合長