リンゴの品質分ける着色管理 作業の徹底を JA信州諏訪

2025.10.01

 JA信州諏訪は8月25日、茅野市の野口果樹園でリンゴ栽培現場視察会を開きました。5人が参加。リンゴの収穫前管理について学びました。

 

 講師は、諏訪農業農村支援センターの盛次陽介技師が務めました。盛次技師は、リンゴの着色向上や品種別の収穫時期、施肥・病害虫防除について説明。着色向上のための作業として余分な枝や葉を除去して果実に日光を当てる「徒長枝切り」、「葉摘み」や樹形を整え作業性を向上させる「支柱立て・枝つり」、果実全体に満遍なく日光を当てる「玉回し」を解説。「葉摘み」と「玉回し」を実演しました。参加者は、熱心に耳を傾けました。

 

 盛次技師は「収穫前管理は、果実品質を左右する重要な作業。葉摘み、玉回しを中心にしっかり行ってほしい」と呼び掛けました。

 

 参加者の山田智子さん(63)は「勉強になった。今回学んだことを活かして、リンゴ栽培に取組みたい。次回も参加したい」と話しました。

 

写真=玉回しの説明を聞く参加者(長野県茅野市で)