第21回JA信州諏訪農業祭 岡谷市会場を皮切りにスタート

2025.09.19

 JA信州諏訪は9月6日、岡谷市のイベント広場及び蚕糸公園で、第21回JA信州諏訪農業祭岡谷市会場を開きました。新鮮野菜や果物の販売、組合員向け福引抽選会、女性部コーナーなど、子どもから大人まで楽しめるさまざまなイベントを行い、約3000人が来場しました。

 農産物販売コーナーでは、特別価格のセルリーやズッキーニ、ブロッコリーなどの地元農産物を買い求める人で賑わいました。開会式終了後から来場者が押し寄せ、約2時間で完売しました。

 女性部コーナーでは、手作りの赤飯を先着100食分配布しました。整理券を求めて長蛇の列ができるほど注目を集めた催しで、「赤飯のレシピを知りたい」との声もありました。同コーナーでは「シャカシャカおにぎり作り」も行いました。紙コップにコメとふりかけを入れて、上下左右に振ると丸いおにぎりになる仕組みです。子ども連れに大人気で、子どもたちは作ったおにぎりをおいしそうに頬張っていました。

 他にも、ポップコーンの無料配布や、「お米グラム当てゲーム」など、多彩なブースを設け、会場を盛り上げました。

 会場に訪れた女性(39)は「初めて来場して、人の多さに驚いた。野菜が安く買えたり、おにぎり作りもできて、親も子どもも楽しいイベントだった」と笑顔で話しました。

 小平淳組合長は「安全安心を確保した農産物を消費することは、自分の健康を守ることにも繋がる。農家の皆さんやJAに対する理解を深めて楽しんでもらえたら嬉しい」とあいさつしました。

 今後、9月には諏訪・茅野会場、10月には原・富士見・下諏訪会場を控える。各会場で、多くの催しを予定しています。

写真=農産物販売コーナーで地元野菜を買い求める来場者