2025.07.17
JA信州諏訪は6月23日、原村のモデルほ場でブドウ現地視察会を開きました。ブドウ栽培に取組む16人が参加。摘粒と副梢について学び、目標の着粒数を確保するための技術を習得しました。
講師は、諏訪農業農村支援センターの盛次陽介技師が務めました。粒を目標数に近づける花穂整形と種なし処理についておさらい。その後、試験木をもとに摘粒作業やジベレリン処理、副梢管理について説明しました。
品質の良いブドウを栽培するためには、着粒数を35個前後に制限する必要があります。そのために、ホルモン剤の散布や不要な粒、枝を除去することで栄養の集中、日光の確保を行います。
盛次技師は「適切な時期に作業を行い、見た目、味ともに良いブドウを栽培してほしい」と話しました。
参加者の大橋歩さん(39)は「諏訪地域でブドウを栽培する人は少なく、セミナーがありとてもありがたい。作業時期に合わせてしっかりと学びたい」と話しました。
写真=作業を説明する盛次技師(長野県原村で)


