会員が育てた菊苗販売 第56回高島城祭 JA信州諏訪健香会

2025.06.03

 諏訪地域の菊愛好家でつくるJA信州諏訪健香会(けんこうかい)は5月25日、諏訪市の高島城址公園で開催した第56回高島城祭で菊苗販売を販売しました。会員とJA職員6人が参加。訪れた人に同会の活動をPRしながら菊作りの魅力を伝えました。

 

 この日は、同会の小林宗吉会長と奥山幸茂顧問が育てた大菊の苗132本とドーム菊84本、食用菊6本の計222本を用意しました。購入者には、基本的な水やりの仕方や肥料のやり方などをアドバイス。質問に丁寧に答え、講習会の見学を案内するなど会員募集を呼びかけました。

 

 同会は、毎年10月下旬から11月中旬に諏訪大社上社奉献菊花展を開催することを目的に活動。「盆養」「だるま」「福助」などの形に仕立てた菊が、秋の神社を彩ります。菊作り講習会を開催して会員の技量向上に努めています。

 

 小林会長は「今年も多くの方に立ち寄ってもらった。一緒に菊作りを楽しむ仲間が一人でも増えてもらえるとうれしい」と話しました。

 

写真=菊苗を販売する参加者(長野県諏訪市で)