小学校で稲作始まる 米作りの大変さを実感 JA信州諏訪諏訪支所

2025.05.30

 JA信州諏訪諏訪支所は5月13日、諏訪市の四賀小学校5年生48人の田起こしを支援しました。児童はスコップで土を掘り返し、土を柔らかくしました。翌週に代かきをして田植えを行いました。

 

 この日、児童は1人1本ずつスコップを持ち田んぼの土を15センチほど掘り返しました。最初は固い地面に苦労していましたが、何度も作業するうちコツを掴み、ペースを上げて取り組みました。最後は、地元組合員の松木文夫さんの協力で、耕運機を使って田んぼを耕しました。児童の稲作体験がスタートしました。

 

 濱碧生さん(10)は「掘るのが大変だったけど、スコップに体重をかけたらうまくいった」と話し、小口璃桜さん(11)は「お米を作る人の苦労を感じられた。感謝して食べたい」と話しました。

 

写真=スコップや耕運機を使い、田んぼを耕す児童(長野県諏訪市で)