2025.05.27
JA信州諏訪は5月19日、岡谷市の岡谷田中小学校5年生59人の田植えを支援しました。JA役職員や岡谷市農業委員、JAがゴールドスポンサーを務めるサッカーJ3松本山雅FCの片山真人さんら計11人が参加しました。校内にある田んぼに手で苗を植え、泥の感触や生物の観察を楽しみながら、米作りの苦労を学びました。
この日は、うるち米「つきあかり」の苗ともち米「ヒメノモチ」の苗を用意。同市のJA田中線センターの伊藤哲也所長代理が「3・4本ずつ苗を持ち、ロープの赤い目印のところに、3センチくらいの深さに植えてください」と田植えのやり方を説明しました。児童はクラスごと1列に並び、田んぼの端から張ったロープに沿って苗を植えていきました。
今後は児童が栽培管理し、JAは稲刈り・脱穀までを支援します。秋冬には収穫祭を開く計画です。
5年2組の横川立我さん(11)は「初めての泥の感触が不思議だったけど、楽しかった。お米について勉強しながら、育てていきたい。クラスのみんながいっぱい食べられるくらいお米ができるといいな」と話しました。
同組の東弥那さん(10)は「今までお米を普通に食べていたけれど、田植えをしてみて大変さがわかった。農家さんに感謝しながら食べたい」と話しました。
岡谷支所の浜純二地区統括所長は「天候に恵まれ、子どもたちが楽しそうに、全員で協力していてよかった。学校や農業委員と相談しながら大切に成長を見守りたいです」と話しました。

写真=目印に合わせて苗を植える児童


写真=「つきあかり」と「モチヒカリ」の苗と、田植え完了後の田んぼ