農業の魅力発信 地域住民へ農業の楽しさ伝える JA信州諏訪

2025.05.20

 JA信州諏訪協同活動推進課は5月7日、富士見町の「JA農園」で野菜苗を定植しました。職員6人が参加。食と農の理解促進に向けた取組みの一環です。収穫する野菜は、JA女性部の料理教室やフードドライブなどで活用します。

 

 この取組みは、地域住民に農業の楽しさを伝えることが狙いです。今後、野菜の成長過程や作業、収穫の様子をJAホームページやSNSを通して発信。農業の理解促進を図ります。

 

 この日、職員はジャガイモやピーマン、ナスの種苗を定植しました。まず、管理機で畑を耕し、約10メートルの畝を6本作り、その後、畝に苗と種芋を1つ1つ丁寧に植えました。今後は、トマトやサツマイモ、メロンを定植する予定です。

 

 同課の前田直之課長は「農園を立ち寄った人が、野菜の成長過程を見て普段食べている食材がどのような形で店頭に並ぶのか考える機会になればうれしい」と話しました。

 

写真=作ったマルチに苗を定植する職員(長野県富士見町で)