児童へ農業の理解深める 農業で地域とのつながりを大切にしたい JA信州諏訪

2025.05.01

 JA信州諏訪は4月、管内の小学校28校に食農教育補助教材「農業とわたしたちのくらし」を寄贈しました。全国のJAが毎年この時期に行っています。地区統括所長や職員が各校をまわり、児童に「農業」の理解を深めてもらうため教材の活用を学校職員へ依頼しました。

 

 諏訪市の諏訪支所は16日、同市の四賀小学校を訪問。山戸俊彦校長らに教材を手渡しました。同校は今年度、5学年2学級48人が総合的な学習の時間と社会科の教科で稲作体験を実施する予定です。教材を活用して農業やSDGsへの理解を深め、稲作を体験することで児童へ「農業」の理解を促します。

 

 山戸校長は「教材は児童の教育の役に立ちとてもありがたい。稲作体験はたくさんの方の協力のもとにある。地域との関わりを大切に進めていきたい」と話しました。

 

 同支所の小口和宏支所長は「教材を活用して農業に関心を持ってもらえるとうれしい。米作りを通して、主食である『米』について理解を深めてもらいたい」と話しました。

 

 四賀小学校は1学年から6学年まで、それぞれの教育課程に応じた農業の理解を深める活動を行っています。

 

写真=5学年の教諭2人に教材を手渡す小口和宏支所長(右)(長野県諏訪市で)