2025.11.11
茅野市のJA信州諏訪茅野中央支所は10月30日、茅野市立永明中学校1年生の地元事業所学習会「ジョブギャラリー キラッと茅野」に「JA信州諏訪ブース」を出展しました。同支所の野明光幸茅野地区統括所長ら職員4人がブースの設営を行い、地域でのJAの役割や農業の魅力を伝えました。
今年度は初めて茅野市立永明小学校と米沢小学校の6年生も合同で参加。JAの他、地元の報道、飲食、美容、製造業など18事業所がブースを出展し、30分間の授業を計3回行いました。
JAブースには計36人が訪れました。職員はスライドショーで、協同組合の成り立ちや、主力農産物の栽培から集荷までの過程を説明。信州諏訪管内での花きの生産量トップ5も発表しました。JA施設や、地元小学校と連携している食農教育の取組みなども紹介。最後にJAオリジナルキャラクター「じゃすまる」のぬいぐるみを手渡しでプレゼント。子どもたちは「かわいい」とうれしそうに受け取っていました。
野明統括所長は「農業やJAに興味を持ってもらい、数年後の職業選択の際には、農に関する職業も選択肢に入れてもらえたら嬉しい」と期待を込めました。
米沢小学校6年生の竹村楓果さん(12)は「JAの仕事を初めて知ることができた。農業は高齢化が深刻な問題だということがわかった」と振り返りました。
永明中学校1年生の前野陽杜さん(12)は「農業の大切さを学べた。農産物ができるまでの過程も知れて、興味が沸いた」と話しました。

写真=スライドショーを使ってJAについて説明する職員
