JA信州諏訪女性のつどい さまざまな催しで盛り上がりました

2025.11.06

 JA信州諏訪女性部は10月20日、茅野市の茅野市民館で「女性のつどい」を開きました。部員、JA役職員ら約100人が参加。家の光3誌『家の光』の創刊100周年を記念したダンス動画の撮影や、記念講演などさまざまな催しを行いました。女性部の一層の発展を目指し、活動していくことを確認しました。

 この日はまず、女性部員の活動発表として、家の光創刊100周年を記念して製作されたダンスを踊りました。最初に本部役員が揃いのエプロンに花飾りをあしらった腕輪を身に付けてステージに上がり、ダンスを披露。その後、客席の部員らも座ったまま手ぶりを練習。最後は全員で踊り、コンテストに応募するための動画も撮影して会場は大いに盛り上がりました。

 富士見高原医療福祉センターの髙木宏明統括院長が、「認知症への対応を考える~身近な方が認知症と診断されたとき~」をテーマに講演。「『認知』というのは記憶の力が大事。実在しないもの、見たことのないものは認知できない」と説明。これまでの診療で接してきた認知症患者の事例を紹介し、「認知症になっても大丈夫」と言い合える地域にしていく大切さを訴えました。また、アコースティックギターを手に、伸びやかな歌を披露する場面も。その美声に聴き入り、涙ぐむ部員もいました。

 最後は、本部役員から集めたキャベツやブロッコリー、セルリーなどの野菜を景品にした「農の花じゃんけん」を行いました。湖北ブロックの北澤和子ブロック長とじゃんけんをして、勝ち残った3人に野菜を贈りました。JAオリジナルキャラクター「じゃすまる」も登場しました。

 藤森洋子部長は「普段から農業などで忙しいと思いますが、語り合い笑い合って、エネルギーを充電する時間になれば嬉しい。これからも地域を元気にしていきましょう」と呼びかけました。

 小平淳組合長は「日本の農業を守るため、これからもご協力いただきたい。今日はゆっくり歓談して楽しんで」とあいさつしました。

写真=家の光創刊100周年を記念したダンスで盛り上がる参加者ら

写真=農産物をかけて白熱した「農の花ジャンケン」