良質な小玉スイカ出荷を目指して JA信州諏訪

2025.07.12

 JA信州諏訪は6月20日、原村のモデルほ場で「小玉スイカ栽培現地指導会~つる引き(本引き)・交配編~」を開催しました。7人が参加。出荷を目指した商品づくりのポイントを学びました。

 

 講師は、JA営農部営農企画課の有賀治彦課長代理が務めました。生育中の小玉スイカを見せながら、整枝後の管理、つる引き、交配について話しました。良質な小玉スイカを栽培するために、ハウス内に実らせて雨に当てない工夫や交配のタイミング、着果後にフルーツマットを敷き実の全体が緑色になるように育てることを説明しました。

 

 参加者の女性は「今年から栽培を始めた。まだまだ分からないことが多いが、こういった講習会があるととても勉強になる」と話しました。

 

 有賀課長代理は「スイカは糖度が大切。交配日数などを守り、おいしい小玉スイカを栽培してほしい」と話した。

 

写真=ツルを参加者に見せて、ツル引きを説明する有賀課長代理(長野県原村で)