お知らせ
JA信州諏訪は3月2日、諏訪市の本所で「令和4年度親元就農者・里親研修修了者激励会」を初めて開きました。新規就農の夢を叶えた管内在住の6人を紹介。農業指導にあたった実親や里親、JA役職員23人が出席し、今後の活躍を願って激励しました。
JAは、3カ年計画(2022年度~2024年度)で取組む独自事業「農業振興サポート事業」の一環として、親元就農した農業者への助成、里親研修への支援を行っています。親元就農は認定農業者のもとで専従者給与を受け就農し、かつ将来的に経営移譲が見込まれる・経営移譲した経営体が対象。里親研修では里親登録している農業者が研修生を受け入れた際に助成金を支払います。
これまでは助成金の支払いのみでしたが、研修を終えた新規就農者や関係者への労い、JAとの繋がりの強化、生産意欲の更なる向上を目的に当会を企画しました。
当日は、目録の授与や新規就農者による抱負の発表を行いました。
原村の矢崎和樹さん(27)は、2023年3月末に2カ年の里親研修を修了し、4月から同村を中心にブロッコリーを生産します。「農業に携わるのは初めてだったが、研修のおかげで栽培方法を一から学べた。指導いただいた菊池さんとJAの皆さまにとても感謝している。立派な生産者になりたい」と抱負を述べました。
矢崎さんの里親の菊池磯八さん(67)は「わが子の巣立ちを見届けたような感無量の気持ち。失敗も『よい経験になった』と前向きに励ました研修期間が思い起こされる。地域に溶け込み、しっかり頑張ってほしい。JAの支援も役立った」と笑みを浮かべました。
小松八郎組合長は「新規就農者の皆さんはJAの〝宝〟。役職員皆で支援していく。数々の経験の先に成功があるので、挑戦し続けてください」とエールを送りました。
新規就農者が一人ずつ抱負を述べた激励会(長野県諏訪市で)
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