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きく農家三井静明さんが園芸特産業関係功労者として表彰wo

 富士見町のきく農家三井静明さん(74)が長野県園芸特産業関係功労者として表彰を受けました。長野県と県園芸特産振興展推進協議会が11月24日、長野市のホテル信濃路で表彰式を開催。三井さんは表彰状の授与を受けた後、表彰者を代表し謝辞を述べました。

 

 三井さんは20歳から現在に至るまで、一貫して輪ギク栽培に取組んでいます。就農当初から自己研鑽に努め、数々の品評会に出品。これまでにはJA全農長野と同花き専門委員会主催で年1回開かれる「信州フラワーショーサマーセレクション」で最高賞となる農林水産大臣賞を6回受賞。2022年は、「2022なんしんフラワーフェア」で長野県知事賞、「第17回信州諏訪農業協同組合フラワーショー」で長野県諏訪地域振興局長賞、「第52回信州フラワーショーサマーセレクション」で全農会長賞を受賞しました。

 

 また、生産者仲間からの要望を受け、オリジナル品種の育種にも尽力。なかでも2014年に作出した「天空の輝」、2018年に作出した「諏訪クイーン」は栽培のしやすさと草姿、花色の美しさから生産者、市場関係者とともに人気を博し、管内の輪ギク作付面積(約12ヘクタール)の1割近くを占める重要な振興品種となっています。

 

 若手生産者への技術継承にも熱心で、地域内外からの視察受け入れや肥培管理の伝授などにも積極的に取組んでいます。

 

 三井さんは「品評会での受賞や育種の経験が評価されたのは、関係機関の力添えのおかげと感謝している。県の園芸特産業がますます発展していくよう、これからも頑張っていくので、引き続きご指導をお願いしたい」と謝辞を述べました。

 

 この表彰は1970年から毎年行われています。県の園芸特産業の今日の地位を築く大きな原動力となった活動、今後の新たな展開を誘起した意欲的で斬新な活動や有用な資源を培う活動等に尽力した人を表彰することで、園芸特産業の更なる発展に資することが目的。管内では同年から2021年までの間、34人が表彰を受けています。

 

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長野県園芸特産業関係功労者の表彰を受けた三井静明さん

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