お知らせ
JA信州諏訪は7月8日、地元行政や団体と協働して諏訪湖の水生植物ヒシを除去する作業にあたりました。JA職員6人が県や諏訪市セーリング協会などの団体と共に、湖面に大量繁茂したヒシを船上から手作業で取り除きました。ヒシの大量繫茂によって生じる湖岸域の貧酸素化や枯死による底質環境の悪化、船の運航障害、景観の悪化などの問題を解消することが目的です。JAは持続可能な開発目標(SDGs)への貢献につながる活動として毎年継続的に参加しています。
主催の「諏訪湖創生ビジョン推進会議」は、県や市町村、地域住民、企業、団体などが連携し、諏訪湖を中心とした「水環境保全」「漁業・観光振興」「学び・まちづくり」の統合的な取組みを進めています。ヒシ除去作業はその一環です。
この日は、諏訪市セーリング協会の4隻の舟に分乗。初島周辺の水草刈取船が入れない浅瀬で、参加者は懸命にヒシをたぐり寄せて船上にかき集めました。ヒシがいっぱいになったら港に戻って降ろし、ヒシが乾くように岸辺に広げた後に、また出港するという作業を約3時間で5、6回繰り返しました。
参加したJA管理部企画管理課の朝倉啓介係長は、「日差しが強く大変な作業だったが、回数を重ねるたびにヒシが減っていくのが目に見えてわかった。諏訪湖の環境改善の一助になれば嬉しい」と汗を拭いました。
取り除いたヒシは、諏訪湖ヨットハーバーで4、5日天日干しにした後、堆肥にして有効活用する予定です。
船上にヒシをかき集めています!
作業した場所は初島周辺の浅瀬です。日差しが強い...
作業風景です。
ヒシをたぐり寄せています。よいしょ!
水を含んだヒシは重いので作業は大変です。
港に戻ったら、フォークリフトでつり上げて運びます。
船上から見た湖面です。ヒシがいっぱいですね。
カモがいました。きれいな諏訪湖になるといいですね!
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