お知らせ
JA信州諏訪野菜専門委員会セルリー部会は6月9日、富士見町のJA会館ふじみで、セルリー専門部会現地検討会を開きました。生産者、全農長野担当者、JA役職員ら計55人が出席。市場関係者らがリモートで参加しました。2022年度の販売計画・生産販売方針、作柄状況など確認。市場との意見交換を行い、高品質・安定生産に向け、意思統一を図りました。
管内は、セルリーの一大産地。夏場の生産量は日本一を誇ります。2022年度の生産戸数は47戸。6月中旬現在、ハウス作型の出荷が最盛期を迎えています。同月下旬には露地作型が初出荷予定。11月上旬までに、出荷数量73万5,320ケース(1ケース10キロ換算)、販売金額18億3,820万円の達成を目標に掲げています。
会議では、今年度の販売方法を確認。新鮮なセルリーを消費者に届けるため、朝取り朝出荷を継続。関東、中京、関西のほか、九州・東北圏内などにも販路を拡大します。生産者に向けて、①適正な選別・箱詰めを行うこと②有利販売を実現するため、2週間先までの数量予約を徹底すること③安全・安心対策を行うこと―など徹底事項をまとめ、周知しました。
篠原佐斗次部会長は「異常気象、コロナ禍、ウクライナ情勢などセルリー生産を取り巻く環境は厳しさを増しているが、高品質なセルリーを安定期的に栽培するため、日々管理に励んでいる。目標を達成し、高値で販売できるよう、関係各所の協力をお願いしたい」とあいさつしました。
市場からは「引き続き1ケースでも多くの適期出荷と正確な情報発信をお願いしたい。信州諏訪のセルリーの売り場の確保・拡大、高値販売につなげていく」などの意見があがりました。
写真=高品質・安定生産に向け、意思統一を図ったセルリー専門部会現地検討会
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