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小玉スイカ栽培講習会/初の現地指導
JA信州諏訪営農部は5月27日、原村のほ場で「小玉スイカ栽培講習会」を開きました。生産者、諏訪農業農村支援センターの職員、JA職員ら15人が参加。定植後の管理方法を、現地で指導しました。
小玉スイカは、JAの新規栽培推奨品目。同部は4月~8月の間、講習会を計6回開いています。今年度、生産者への苗の引き渡しは5月22日に行いました。
この日は、講習用に生産者より4日早い、5月18日に定植した苗を見本に、同部農業振興センターの柳澤輝佳課長代理が説明を行いました。
定植後はトンネル栽培を行い、夜間保温することにより、活着と生育の促進に努めることを確認。6月5日頃から始める摘心の方法を伝えました。
柳澤代理は「節数が12節になったら、摘心をして生長点を止める。その後、根元から3~4節の子つるを取り除き、残りの8~9節から出た子つるの本数を5本に整枝することで生育が揃い、品質のよい小玉スイカの収穫につながります」と話しました。
参加者は、メモをとるなどしながら熱心に聞き入っていた。
同村の野明和治さんは「空いている農地を有効活用したいと思い、今年から栽培を始めている。講習で学んだことを生かして、出荷を目標に日々管理していきたい」と感想を述べました。
写真=定植後の苗の管理方法を学んだ現地指導会(長野県諏訪郡原村で)
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