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小学生の代かき始まる/今年もJAが支援
JA信州諏訪管内の小学5年生の稲作体験の一環で、代かきが行われています。体験を支援するJA信州諏訪の役職員、関係者らが見守るなか、児童は一面に水が張られた田んぼへ。全身で土と触れ合い、元気いっぱいに稲作体験のスタートを切りました。
茅野市の金沢小学校5年生14人は5月2日、同校近くの田んぼ(約10アール)で実施しました。毎年支援する矢島喜久雄さんと、JA茅野中央支所の白鳥誠統括所長が出席。児童は矢島さんの指導のもと、横一列になって手をつなぎ、素足で土を踏み込んで水とよく混ぜ合わせました。
唐木田晴さん(10)は「最初水が冷たかったけど、だんだん土の感触が気持ちよくなっておもしろかった」と笑顔を浮かべました。
矢島さんは「稲作体験を通して、農業には収穫の喜びや楽しさがあるということを知ってもらえればうれしい」と期待を寄せました。
岡谷市の長地小学校5年生86人は5月10日、同校近くの田んぼ(約3.5アール)で実施。毎年支援するJAの高木元一郎理事と、JA岡谷支所の林和茂統括所長ら職員6人が出席。高木理事は「代かきは水と土をよく混ぜて、田んぼから水が漏れないようにし、田植えの時に稲を植えやすくする大事な作業」と説明。児童は熱心に耳を傾けていました。
最初は恐る恐る田んぼに入った子も、終盤は慣れてきたようすでかけっこをするなど、目一杯楽しんでいました。
5年2組の林紗希さん(10)は「土はとってもぬるぬるしていたけど、友だちと楽しく代かきができてよかった。おいしいお米をつくりたい」と話していました。
写真=全身で代かきを楽しむ児童(長地小学校)
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