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水稲育苗指導会/良質な米づくりに向けて今年初開催
JA信州諏訪茅野市営農センター南部センターは3月26日~30日、JA施設6会場で「令和4年度第1回水稲育苗指導会」を開きました。地元の水稲生産者らのべ79人が参加。この時期から4月下旬頃にかけて行う、播種から初期の育苗管理について確認しました。
稲作の重要なポイントである苗づくりについて情報を共有し、良質な米づくりをめざすことを目的に、各営農センターで毎年この時期に開いているもの。講師は、同センターの両角柳也所長代理が務めました。
30日は、茅野市のJA泉野営業所前で開きました。両角所長代理は、育苗箱への種もみ播種までに行う浸種、催芽の注意点と、立ち枯れ・ムレ苗防止対策等について説明。続いて、伏せ込み後の被覆資材(太陽シート)の取扱注意点と、失敗しない芽出しの方法を伝えました。
両角所長代理は「長野県の1等米比率は全国3位。全国においしいお米を届けることができている。日本の主食を守るため、JAはしっかり支援していきます。ぜひ積極的な作付けをお願いしたい」と呼びかけました。
同市の伊藤亨一さん(74)は「農業資材の効率的な使い方など、参考になった。いもち病、カメムシが発生しないよう、対策をしっかり行いながら高品質な米を栽培したい」と話しました。
第2回は4月下旬、育苗、田んぼ準備、田植え以降の管理について講習を行う予定です。
初期段階の育苗管理を学んだ水稲育苗指導会
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