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きのこ専門委員会定期総会・出荷反省会/目揃え会増やして品質向上
JA信州諏訪きのこ専門委員会は3月30日、富士見町のJA会館ふじみで定期総会および出荷反省会を開きました。委員、JA役職員13人が参加。2021年度の生産販売動向を振り返り、2022年度に向けた指針を協議しました。
管内では現在、5人の生産者がえのきたけまたはぶなしめじを栽培しています。昨年度は、新型コロナウイルス感染症による影響が長期化し、外食・業務・家庭需要が低迷した1年でした。JAは、JA全農長野と連携し、消費宣伝運動を活発に実施。調味料と合わせた食べ方の提案や各種きのこをセットにした「満足パック」によるまとめ買い販売を行うなど、有利販売に努めました。品質面での評価は高く、市場からは「安心して販売できた。今年も引き続き、クレームゼロをめざしてほしい」との声が複数ありました。
北原亮一委員長は「生産を取り巻く環境はとても厳しい1年だったが、無事に総会を開催できてうれしく思っている。22年度も、生産者が欠けることなく、皆で栽培出荷を行い、昨年よりよい結果を出したい」とあいさつしました。
質疑・要望として、生産者から「生産者全員で同品質のきのこを安定的に生産できるよう、月1ペースを目標に、目揃え会の回数を増やしてほしい」と要望。JA営農部の事務局は「出荷が本格化する10月頃から、さっそく開催する」と答えました。
2022年度は、異物混入対策・衛生管理の徹底に引き続き取り組みます。新委員長は伊藤良永さん(原村)、副委員長は伏見善明さん(富士見町)が務めます。
写真=全5議案、挙手で承認したきのこ専門委員会定期総会
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