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全国1のアネモネ産地/出荷最盛期に向け、ほ場巡回指導
JA信州諏訪は12月20・21日、管内でアネモネほ場巡回指導を行いました。JA原村営農センターの三澤彩華指導員が、管内のアネモネ農家10戸を巡回。生育状況を確認し、栽培方法をアドバイスしました。
営農部では、野菜・花き・果樹の各品目を担当する職員が定期的なほ場巡回を実施しています。出荷を迎えるまでに生じる課題を早期発見・改善し、管内農産物の高品質・安定生産につなげています。
アネモネは冬の花で、管内は全国1の産地。今年度は昨年より5日早い9月26日に初出荷を迎えました。JA同センターでは週3日、30~40ケースを集荷。2月の最盛期には70~80ケースが全国に届けられる見込みです。
20日は、原村7戸を巡回。三澤指導員は生産者の立会いのもと、各ほ場の生育状況を確認しました。現在、8月下旬頃に発生が見受けられたアザミウマが媒介するウイルスの影響で、一部株抜きを行ったため出荷数量が減少しています。しかし、残りの株は順調に生長しているため、三澤指導員は「今の時期からは、灰カビ病が発生しないよう、ハウス内の換気などを行い管理に気を付けて、出荷を続けてほしい。」と呼びかけました。
同村の平出千里さん(70)は「今のところ生育は良いが、病気や害虫が心配。職員としっかり連絡を取りながら、消費者に喜ばれる品質のよいアネモネを生産していきたい」と話していました。
写真=アネモネの生育を確認する平出さん(左)と三澤指導員
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