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JA信州諏訪

お知らせ

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女性部が「洋ギク」ほ場見学会/初めて実施

 JA信州諏訪女性部湖北ブロックは10月13日、茅野市で洋ギクほ場見学会を開きました。部員と職員合わせて16人が参加。日々の作業方法や栽培への思いを生産者から熱心に聴き取り、出荷を控えた洋ギクを間近で鑑賞。地元農産物の魅力を堪能しました。

 

 昨年、JA広報誌「月刊JA's民」に掲載された洋ギクに関する記事を読んだ部員から「諏訪で洋ギクを栽培しているのは知らなかった。とてもきれいなので、ぜひほ場に行ってみたい」との要望を受け、営農部と連携して初めて企画しました。

 

 同市で、JAに洋ギクを出荷する鈴木紘平さん(42)仁美さん(30)夫妻のほ場で行いました。鈴木さんは山のある暮らしを求めて、2017年4月に名古屋から同市へ移住し、花き農家で2年間の研修を経て2019年春に独立。主な出荷は輪菊で、洋ギクはハウス2棟で栽培しています。13日現在、洋ギクは1棟目の出荷が終了し、2棟目の準備に取り掛かっています。20日頃から、収穫できる予定です。

 

 この日は、鈴木さんの案内でハウス内を見学。収穫期を人工的に変動させるために使用する電灯照明やかん水設備の説明を受けた後、さまざまな品種の洋ギクをゆっくりと眺めました。部員からは「きれいだね」「めずらしいね」と感心したり、写真に収めたりする姿がありました。

 

 紘平さんは「多くの人に洋ギクを知ってもらえる、大変ありがたい企画。皆さんのニーズを知ることは、これからの生産のヒントになるので、いろんな意見を聴かせてほしい」。仁美さんは「信州諏訪は高品質な菊栽培に適した産地。もっと菊の需要を盛り上げていきたいと思っており、地元の方に応援してもらえるのがとてもうれしい」と話しました。

 

  女性部副部長で同ブロックの笠原洋子さんは「苦労のかいがあって花咲いた、とても美しく華やかな洋ギクで感動した。主な出荷先は県外とのことだが、地元でもぜひ購入させてほしい。『地元で生産された花だよ』と話しながら家庭に飾ったり友達にあげたりしてたくさんPRしたい」とあいさつしました。

 

  同会が好評で、購入希望が多くあったことから同ブロックは11月初旬、岡谷支所川岸営業所、長地営業所で部員向けの洋ギクを含めた信州諏訪の花の販売会を行います。

 

湖北ブロック洋菊ほ場見学会.JPG 

写真=鈴木さん(左)からさまざまな洋ギクを紹介されたほ場見学会

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