お知らせ
岡谷市長地小学校5年生は9月21日、同市の田んぼで稲刈りを行いました。児童95人が、1株ずつ鎌で刈り取り、学校のフェンスにはぜかけました。同校の稲作体験を支援するJAの髙木元一郎理事(68)によると「子どもたちの頑張りのおかげで、大豊作」とのこと。児童はずっしりと実った稲を手に、収穫の喜びを分かち合いました。
今年は、髙木理事が手配した田んぼ2枚(計10アール)で、もち米「ヒメノモチ」とうるち米「ひとめぼれ」を栽培しています。5月に代かき、田植えを実施。その後も、児童は定期的に田んぼを訪れ、生育を見守ってきました。
この日は、JA岡谷支所、岡谷支所長地営業所の役職員、女性部長地支部員が参加しました。また、JAがゴールドスポンサー契約を結んでいるサッカーJ2「松本山雅FC」の小澤修一チーフとホームタウン担当の片山真人さんが応援に駆け付けました。
JA職員と女性部員が、鎌の扱い方や稲の束ね方などを指導しました。児童は、稲を刈る人、刈った稲を運ぶ人、稲を束ねる人の3人1組で作業を行いました。髙木理事から「皆が全ての作業を経験できるように」との声がけを受け、数回ごとに役割を交代しながら、1時間半ほど汗を流しました。
5年2組の鳥山珀登さん(11)は「思った以上に収穫できたから、稲を運ぶのが大変だったけど、皆と協力して最後までできてよかった。おいしいお米にして食べたい」と笑顔を浮かべました。
髙木理事は「お米ができるまでの大変さ、収穫の喜びを味わってもらえたと思う。この経験を大人になっても忘れないでいてくれたらうれしい」と願っていました。
JA職員に見守られながら稲刈りを体験する子どもたち
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