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管内で早くもマツタケ出荷始まる
JA信州諏訪管内で、マツタケの出荷が始まっています。50年以上にわたってマツタケに携わっている諏訪市の遠藤猶善さん(71)は9月1日、自身が管理する山で朝から収穫を行い、4ケースをJAに出荷しました。
同市の湖南後山地区は、市街地から伊那方面に車で40分ほど山道を進んだ先にある、県内有数のマツタケ産地。今年は昨年より15~20日早い、8月25日に初出荷となりました。例年、気温が下がり始めた9月半ば頃から本格的に出始め、10月上~中旬に出荷最盛期となります。
遠藤さんは、この日採れたマツタケの重さを1本1本量り、マツタケを保護するため、乾燥したわらびの葉を敷いた木箱の中にていねいに詰め、JAの担当者に手渡しました。
自宅隣ではマツタケ料理専門店「松茸山荘」を営んでおり、コロナ下前までは、県内外から多くの人が訪れ、「後山産のマツタケは香りが強く、甘みがある」と評判。2019年は収量不足、2020年以降は感染拡大を受け、3年連続の休業を余儀なくされていますが、JAや小売、注文分への出荷量を増やし、日本の代表的な秋の味覚を全国各地に届け続けています。
遠藤さんは「1人でも多くの人が食べてもらえるよう、たくさんのマツタケが採れたらうれしい」と話しています。
後山産マツタケを箱詰めする遠藤さん
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