お知らせ
JA営農部は6月14日、今年度の新規就農セミナーを始めました。農業に興味をもつ、幅広い世代の人を対象に開催。農地や農機具の準備方法や、初心者でも比較的取組みやすい野菜・花きの栽培品目を提案します。同セミナーは7月12日、8月23日にも開きます。
JAは、市町村等と連携をしながら新規就農支援に力を入れています。昨年度はIターンを含む25人が新たにJA生産部会に入会し就農しています。
この日は、同部営農企画課の森山直光課長代理が、市町村農業委員会等と連携して農地物件を紹介していることや、農業資材や農機具等は管内のJAファーム店や農機センターで揃えられることを説明。各地域のJA営農センター配属の営農指導員による栽培に関する相談対応や、品目ごとの生産者組織(専門部会)による定期的な栽培指導会の実施など、幅広い支援内容を伝えました。
また、生産規模は各々で選択できることを強調。森山課長代理は「市場出荷のイメージが強いかもしれないが、近年はA・コープ店生産者直売コーナーなどに出品するJA直売部会も人気が高く、会員は約830人にのぼる。1人ひとりの目標、経営規模に合わせた支援をしていく」と呼びかけました。
後半は、JAで栽培推進しているパセリ、ズッキーニ、ブロッコリー、トルコギキョウ、宿根カスミソウ、ユーカリについて、同部農業振興センターの担当職員が栽培の特徴や時期別作業時間、経費や収益を説明しました。
参加した原村の男性(41)は「3年ほど前から農業に興味があり、就農への一歩を踏み出すきっかけになればと受講した。必要な準備やおすすめの品目を詳しく教えてもらえて、参考になった」と手ごたえを掴んでいました。
JAは今後、同セミナー参加者や希望者向けに栽培現場視察会、栽培体験会も開きます。6月はトルコギキョウ、宿根カスミソウの定植、ブロッコリーの収穫作業見学を予定しています。
参加者とコミュニケーションをとりながらセミナーをすすめる森山課長代理(左)
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