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諏訪の特産マルメロ出荷最盛期
JA信州諏訪管内で10月6日、マルメロの出荷が始まりました。岡谷市の田中線センター集荷所で、岡谷市・下諏訪町のマルメロ生産者6世帯とJA職員が、選果から箱詰め作業を手分けして行っています。
この日は、マルメロの品種のひとつ「スミルナ」を80ケース(1ケース約18㎏)出荷。キズの有無、外観や重さを手に取って確認した後、M~3Lの4規格に分類して箱詰めしました。
岡谷市の今井康喜さん(76)は「昨年は霜による被害があったが、今年は順調に出荷できている。マルメロには、砂糖漬けやジャムなどさまざまなレシピがあるので、それぞれの家庭で楽しみながら調理し、味わってもらえればうれしい」と話していました。
今月13日、20日にも作業を行い、主に県内へ出荷される予定です。
マルメロは果肉が硬く、渋みがあるため生食はできませんが、加工することで喉の痛み等に効く薬用成分や食物繊維を摂取できます。同JAとJA全農長野は「諏訪のマルメロの簡単な利用法」のパンフレットを製作し、現在人気のマルメロジャムや手軽にできる砂糖漬けなどのレシピを記載。段ボール内に同梱し、はじめてマルメロを手にする消費者も調理しやすいように配慮しています。
1つ1つ手作業でマルメロを選果する生産者ら
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