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万一に備え 強盗対応訓練
JA信州諏訪茅野市中央支所(茅野市)は13日、茅野警察署の協力を受け、同支所で防犯訓練を行った。同支所の職員や茅野署員など合わせて約20人が参加。強盗が押し入った想定で緊迫した訓練を行い、万一の対応を確認した。
茅野署員扮する強盗犯は、拳銃を発砲しながら来所。大声で「金を出せ」と脅迫し、窓口職員に銃を突きつけた。職員が金庫の金を用意している間は、ガソリンに見立てた液体をまき散らし、「火をつけるぞ」と脅迫を続けた。その後、金を受け取った犯人は、「追ってきたら撃つ」と威嚇し、逃走した。
茅野署生活安全課の岡田隆行課長は、「もしものときは命を守ることを最優先し、(犯人を刺激しないよう)無理せずに対応してほしい」と呼びかけた。
同支所は、毎年防犯訓練を実施している。各職員に、犯人の特徴を覚える人、現場を保存する人などの役割を決めて、万一に備えている。
同支所の田中史彦基幹支所長は、「普段から訓練を積み重ねることの重要性を再認識した。組合員・利用者の財産を守る安全・安心な店舗づくりを目指したい」と話した。
訓練に参加した入組2年目の横内宏樹職員は、「冷静な対応を心がけていたが、拳銃を打たれて動揺してしまった」と振り返り、対応の難しさを感じていた。
拳銃を突きつけて金を奪う犯人役の警察官(右)
駆けつけた警察官に犯人の特徴などを伝えるJA職員
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