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ドローンで空中防除 実演会
JA信州諏訪は11月2日、諏訪市のすわこ営農センター近くの田んぼで、無人航空機(ドローン)を使った農薬散布の実演会を開いた。地元のコメ生産者やJA役職員ら約30人が集まり、デモ飛行を見学したり、オペレーターからの説明を受けたりして、導入のメリットなどを学んだ。
この日は、散布容量が違う大小2台のドローンを用意。それぞれのタンクに水を入れて、農薬散布のデモ飛行を行った。参加者は、「飛行音が静か」「安定している」などと話した。
飛行時間は、条件によって変わるが10~14分。散布幅が4メートルの大型の機体を使えば、1ヘクタールの農薬散布を8~10分で終えられるという。従来の無人ヘリコプターに比べて本体が安く、小型・軽量なため運用もしやすいというメリットがある。
操作は、プロポと呼ぶ送信機を使い比較的簡単に行えるが、実際に運用するには、オペレーター免許を取得したり、散布申請をしたりするなど、一定のルールを守らなければならない。
諏訪地域では富士見町で無人ヘリコプターを使った水稲の空中防除を行ってきたが、農薬飛散の可能性があり、実施が難しい情勢となっていることから来年から取りやめる。
散布時の映像は、こちらをご覧ください。
ドローンの仕組みを学ぶ参加者
農薬にみたてた水を散布するドローン
農薬を入れるタンクを搭載したドローン
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