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上野大根たくあん 加工始まる
諏訪市豊田上野地区特産の上野大根を使ったたくあん漬けの加工が7日から始まった。9軒11人でつくる上野大根加工組合の皆さんが、白くつやのあるダイコンを井桁状に吊るして天日干しし、同地区の秋の風物詩となっている大根のすだれが広がった。
天日干しによって、甘みと歯ごたえが増す。好天が続けば1週間後には、漬け込みを始める。
同組合の平林昭良組合長(74)によると「品質は良いが、9月の長雨の影響で全体的に小ぶりな大根が多い」という。加工数は昨年の2万4000本に比べて少なくなる心配があるため、「たくあんの注文は早めにお願いします」と呼びかけている。
上野大根は、「諏訪湖姫」の名前で品種登録されており、信州の伝統野菜にも認定されている。
たくあんは来年3月上旬にできあがり、予約注文者へ引き渡す予定だ。
上野大根を井桁状に干していく平林組合長
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