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3年ぶりに開催 栽培技術向上をめざして/フラワーショー・野菜品評会
JA信州諏訪は8月26、27日の2日間、富士見町の第2体育館で第17回信州諏訪農業協同組合フラワーショー・野菜品評会を開きました。審査の結果、フラワーショーではスタンダードカーネーション「マンダレイ」を出品した富士見町の小池直志さんが、野菜品評会ではセルリーを出品した富士見町の植松高浩さんが、それぞれ最高賞の長野県知事賞を受賞しました。
新型コロナウイルス感染症の影響もあり、3年ぶりの開催となりました。JAの主力農産物である花きと野菜の品質や栽培技術の向上を目的としています。
今回はキクやトルコギキョウ、カーネーションなどの花き120点、セルリーやブロッコリー、キャベツなどの野菜132点が出品されました。
26日には、長野県諏訪農業農村支援センターの松崎良一所長を審査委員長に、県関係機関、JA全農長野、重点取引市場から選出された審査委員が、形状の揃いや容姿の優劣、市場価値などを比較審査し、入賞者を決めました。
27日には、表彰式を開き、入賞者には賞状と入賞カップなどを贈りました。小池さんは「カーネーションを作り始めて40年近く経つが、良いものを作るというのは、今でもなかなか難しい。若い皆さんや先輩方の話に耳を傾けながら、これからも頑張り続けたい」と話しました。植松さんは「このような賞をいただけて励みになった。気候変動や資材高騰など、決して良い生産環境とは言えないが、考えて行動し乗り越えていきたい。一緒に働く仲間に感謝しつつ、今後も品質向上に努めたい」と意気込みを語りました。
長野県知事賞を受賞した植松さん(中央)と小池さん(左)
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