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富士見町の境小学校は6月22日、同町にある押立山の土俵で、相撲大会「大相撲押立場所」を開きました。JA富士見町中央支所境営業所が、地元企業として紹介を受け、同支所の窪田裕章統括所長らJA職員3人が来賓として出席。子どもたちに大きな声援を送りました。
同大会は2017年、当時の6年生による「総合的な学習の時間」での学習がきっかけで始まり、今回で6回目。土俵には、6年生20人全員と1~5年の各学年代表児童20人があがりました。今年は「本物の大相撲に少しでも近づけよう」と、東西力士土俵入りや取組前の所作を皆で練習。行司や呼び出しの衣装や道具、手づくりの化粧まわしなども準備し、本番に臨みました。
テーマの一つに、「地域に感謝を伝える」ことを掲げます。取組前、児童が、地元の企業や施設、病院などの名称を記した画用紙を手に持ち、土俵を1周します。これは同校オリジナルの企画で、大相撲の顕彰旗を見立てたものです。当日は同営業所含む20カ所以上が紹介されました。
同営業所は、児童に馴染み深いJR信濃境駅近くにあり、隣接するJA境店での社会科見学の受入れや給食費等の各種学校関係の振込などさまざまな場面で同校と関わり合っています。紹介時には「信濃境の暮らしの支えです。いつも信濃境を支えていただきありがとうございます」と、アナウンスが流れました。
松山浩之教頭は「いつも子どもたちを見守っていただきありがたく思う。このような機会に、地域の皆さんの存在を子どもたちに感じてもらえればと思っている」と感謝を述べました。
窪田統括所長は「子どもたちの一生懸命な姿に元気をもらえた。地域の皆さんの暮らしの支えであり続けられるよう、職員一丸となって日々の業務に更に励んでいきたい」と話していました。
写真=「地域への感謝」をテーマのひとつに掲げて開いた境小学校「大相撲押立場所」(長野県富士見町にて)
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