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地元の名産品を学ぶ 女性部員が「寒天づくりガイドツアー」初参加
JA女性部湖北ブロックは3月16日、有限会社イリセン寒天工場(茅野市)の「寒天づくりガイドツアー」に初めて参加しました。部員11人が集まり、諏訪地域の名産品「寒天」の製造工程を見学。地元の伝統産業への理解を深め、学びました。
同ツアーがテレビで紹介されているのを見た部員からの提案で、昨年3月から企画。新型コロナウイルス感染対策を徹底したうえ、この度やっと実現しました。
茅野市は棒寒天の一大産地。同社は東に八ヶ岳、西に諏訪湖と自然に囲まれた土地に工場を構え、80年以上にわたり、伝統的な製法で生産を行っています。
部員は、茅野文法社長から製造工程の説明を受けながら、工場内を見学。寒天を煮出す窯の深さが約3メートルあり、沸騰するまで約9時間かかることを知り、「手間暇がかかっているんだね」と感心していました。また、1人ずつ交代で、ぷるぷるとした寒天がちぎれないよう慎重に、天日干しするための干し場への「天だし」を体験しました。
同ブロック岡谷支部の笠原洋子さんは「実際の現場をみて、寒天づくりの大変さをより深く学ぶことができた。地元の産業を守るためにも引き続き応援していきたい」と話していました。
完成間近の棒寒天を見学する女性部員
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