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販売実績・販売単価ともに2019年度を上回る きのこ専門委員会定期総会
JA信州諏訪きのこ専門委員会は3月29日、定期総会を富士見町の株式会社あぐりライフ信州諏訪JA会館ふじみで開きました。委員と役職員ら14人が出席し、全5議案が承認されました。
同JA管内のきのこ生産者は現在6戸。長年の経験で培った技術を活かし、市場からの信頼・評価が高いえのきたけとぶなしめじを栽培しています。
2020年度のきのこ生産は、10月頃までは安定的に出荷。11月以降は野菜価格の下落に伴い、荷動きが低迷しましたが、生産計画の調整を行ったことで価格を確保しました。コロナ禍の影響による家庭需要の増加もあり、販売実績・販売単価ともに2019年度を上回りました。
2021年度は、消費者の関心が高く、最重要課題に挙げられる安全安心確保対策として、農業生産工程管理(GAP)の実践による各生産工程の見直しを行います。また、栽培講習会や指導会の開催により、品質向上を図り、所得向上と経営の安定に取組みます。
委員長に北原亮一さん(富士見町)、副委員長は伊藤良永さん(原村)が就任。北原さんは「施設の老朽化、後継者不足、生産コストの高止まりなど厳しい状況が続いているが、高品質なきのこを安定的に供給していきたい。皆で力を合わせて1年間頑張ろう」と呼びかけました。
昨年の事業を振り返り、コロナの終息を願った2020年度委員長の小池健朗さんら
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