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JA信州諏訪諏訪支所(諏訪市高島)は2月から、開所記念企画「わたしたちのふるさと」展を1階ロビーで行っています。諏訪市小和田農業協同組合(現JA信州諏訪旧小和田支所)管内の昔の写真と、現在の同じ場所を写した写真を展示。来所者が懐かしそうに眺め、読み入っています。
JA諏訪支所はこれまで、同市小和田で営業していましたが、施設の老朽化、同JAの支所機能再編計画のため移転・新築。新たな門出を機に、田中貴史リスク管理統括室長(旧小和田支所長)、牛山芳和諏訪支所長らが「店舗が少し離れてしまったが、小和田周辺の組合員・地域の利用者にも引き続き、諏訪支所に足を運んでほしい」という願いを込めて企画しました。
1974年5月から1992年3月1日まで全214回発行した諏訪市小和田農業協同組合の広報誌「農協こわた」から、小和田地区の街並みの写真が掲載されている号を選出して展示。同じ場所に出向いて撮影した現在の写真と、移り変わったようすや当時の思い出などのコメントも記載し飾りました。また、「初心に戻り、人と人とのつながりを大切にし、地域になくてはならないJAをめざして努力していきます」など開所にあたって新たな決意を綴ったボードも合わせて添えました。
展示初日の2月1日、多くの来所者が金融窓口奥の展示スペースに訪れ、「すばらしい企画だ。当時を思い出して、懐かしくなる」などと話しながら、写真を見入っていました。
田中室長は「長年慣れ親しんだ小和田の土地を離れることは万感の思いがあるが、企画を通して、『わたしたちのすむふるさと』をもう一度振り返り、素晴らしい地域に暮らしているんだと、地元愛が深まった。多くの皆さんに来所いただき、懐かしんでもらえたらうれしい」と話しています。
展示は2月末まで行う予定です。
小和田地域の今昔写真を興味深く見つめる来所者
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