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宿根カスミ草栽培講習会 栽培未経験者を対象に初開催
JA信州諏訪営農部は2月2日、原村、諏訪市のJA施設で、宿根カスミ草栽培講習会を開きました。遊休農地の活用を検討する生産者が参加し、栽培方法や出荷にあたっての注意事項などを確認しました。
宿根カスミ草は、細い茎を無数に伸ばし、小さな白い花をたくさん咲かせるナデシコ科植物。諏訪地方の気候に適しているため、管内全域で栽培が可能。定植から出荷までの期間が短く、軽量で作業がしやすいため、幅広い世代でも取組みやすいことから、栽培未経験者を対象に初めて開きました。
この日、原村営農センターでは、最需要期の9月中旬から10月下旬にかけて出荷する作型の栽培スケジュールを確認。同部営農企画課の伊藤哲也担当が、定植から栽培管理、収穫、箱詰めまでの一連の流れを説明し、肥料のアドバイスなどを行いました。参加者は熱心に耳を傾け、土づくりのポイントや病害虫の防除方法などについて質問していました。
伊藤担当は「宿根カスミ草は、花束やブーケをつくる時の添え花など、さまざまな場面で活躍しており、需要が見込める品目。管内のどの地域でも栽培できるので、ぜひ積極的に作付けを検討してほしい」と呼びかけました。
同部では今後も、各品目の栽培講習会を行う予定です。
宿根カスミ草の栽培管理方法を説明する伊藤担当
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