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諏訪大社上社奉献菊花展 最高賞に奥山さん(諏訪市)
諏訪地域の菊愛好家でつくるJA信州諏訪健香会(けんこうかい)は10月29日から、第37回諏訪大社上社奉献菊花展示会を開催しています。本宮境内には白や黄、赤など色鮮やかな菊花60点が並び、参拝者の目を楽しませています。展示は来月9日まで。
初日は同会の河西佳一会長らを審査員に、審査会を行いました。統一の品種『太平の銀峰』(白色)で栽培技術を競う「競技花の部」をはじめ、3本に仕立てた茎それぞれに花を咲かせる「厚物の部」、花びらが管状になった「管物(くだもの)の部」など全9部門で、花の開き具合や病害虫の有無などを基準に比較審査。結果、最高賞にあたる「競技花の部」の最優秀賞は、奥山幸茂さん(同市湖南)が5年連続で受賞しました。
河西会長は「今年はコロナ禍でいろいろなイベントが中止になってしまったが、上社に菊を飾りたいという思いで会員皆ががんばり、各々の努力の花を咲かせることができた。今後は、会員の募集にも力を入れて、会を盛り上げていきたい」と話しています。
表彰式は11月2日に同社参集殿で行います。
会場では、校歌に「菊の香かおる駅路に」という歌詞があることから、会員の指導により大輪菊づくりに取り組んだ茅野市金沢小3年生とサッカーJ2松本山雅FCの元選手 小澤修一さんと今井昌太さんが育てた福助菊33点も展示しています。松本山雅FCはJAがゴールドスポンサー契約を結んでおり、菊づくりを通して児童と交流しています。
花の形状や開き具合などを審査した初日の審査会
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