岡谷市内の直売所「夢マーケット田中線」は８月11日から13日にかけて、盆用の切り花や地元産の野菜を豊富に揃えて恒例の「盆の花市＆売り出し」を開きました。諏訪湖周辺にある夢マーケット全４店舗で同時開催しました。

　コロナ禍による盆の帰省自粛等で墓参りをする人が減ることで客足が心配されましたが、11日は朝８時の開店から地域住民を中心に大勢が来店。店舗入口の特設スペースで、菊やアスター、リンドウやトルコギキョウなど定番の盆花を買い求める姿が見られました。また、店内の甘いトウモロコシやトマト、キュウリなどの果菜類コーナーもにぎわいました。

　市内在住の女性客は「お墓参りの前に、毎年花を購入している。種類が豊富なのでありがたい」と話していました。

　同マーケット職員は「地元の新鮮な農産物を揃えているので、多くの方にご来店いただきたい」と話しました。

 店頭の特設売り場に並んだ色とりどりの盆花