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地域の子どもに新鮮な農作物を 夢マーケット田中線利用部会
JAの農産物直売所「夢マーケット田中線」利用部会は7月17日、規格外等の農作物を部会員らから集め、「岡谷で子ども食堂を真剣に考える会」(小口貴史会長)に提供する事業を始めました。同会の活動を通じて、ひとり親や共働きの家庭の食卓に役立ててもらいます。
事業は地域貢献活動を図りながら、食品ロスを削減するため、部会員の発案で2019年度から計画。このほど実現しました。出荷が活発な9月末頃まで、前日に販売しきれなかったものや規格外で店頭に出せないものを、毎週金曜日に集めます。
17日はトウモロコシやタマネギ、コメなど3ケース分が集まり、同市の「カフェ・ヒルバレー」が実施したひとり親への弁当無償配布の材料として使われました。
小口会長(41)は「新鮮な地元農産物をたくさんいただけて、とてもありがたい。地域の子どもたちに届けます」と感謝を述べました。
同利用部会の八幡良昭部会長(63)は「育てた農作物をおいしく食べてもらえるのがいちばんの喜び。ご縁を大切にし、これからも長く続けていきたい」と話していました。
集まった野菜を小口会長(右)に手渡す八幡部会長
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