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上野大根たくわん漬け完成 加工所でも1日引き渡し
諏訪市豊田上野地区特産の上野大根のたくわん漬けが完成。同地区の9軒でつくる上野大根加工組合は2月24日と25日の2日間、箱詰め作業を行い、注文者への引渡し準備を整えました。
上野大根は「諏訪湖姫」の名で2000年に品種登録され、信州の伝統野菜にも認定されています。近年は組合員の高齢化などによる人手不足で生産量が減少。希少価値が増したたくわん漬けを多くの人に食べてもらおうと、従来の20本入の他に今年初めて10本入り規格を用意。約100箱の注文がありました。両規格合わせて620箱余りを出荷します。
24日は13人で作業。昨秋から3カ月間、いりぬかや塩、砂糖、風味付けのナスの葉、柿の皮などと一緒に漬け込んだ大根を樽から取り出して箱に詰めました。
笠原正夫組合長(69)は「今年も例年通り、歯ごたえ充分のおいしいたくわん漬けに仕上がった」と話します。
同JAの農産物直売所夢マーケットや委託店での店頭受取または配達を順次行い、贈答用として全国各地にも届けられます。同加工所前での受け渡しは3月1日。和っこ漬けのほか、切り干し大根などの販売も行います。予約注文者以外は、ザゼンソウ祭りと高島城祭の直売で購入できます。
大きな樽を囲んで、手際よく箱詰めをする加工組合員
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