JA信州諏訪は２月20日、茅野市の茅野市民館マルチホールで文化講演会を開きました。女優の倍賞千恵子さんが「歌うこと、演じること、そして生きること」をテーマに講演。会場には倍賞さんを一目見ようと、組合員ら780人が集まりました。

　倍賞さんは自身の生い立ち、女優や歌手としての経歴を話し、自身の人生観について語りました。「男はつらいよ」シリーズで共演した渥美清さんの思い出も披露。「人間としての生き方、目の前の人に最善を尽くすということを教わった」と振り返りました。

　組合員から「ステージ上で緊張しないためにはどうしたらいいか」と問われると、「私も緊張する。そんなときは本番前スタッフに背中を叩いてもらったり、手のひらに『人』と書いて飲み込んだりして気持ちを落ち着かせます」と笑顔で答えました。

　講演後、小松八郎組合長から管内特産品のお土産として諏訪湖いちご園の甘いイチゴと花束をプレゼントしました。

組合員からの質問にも気さくに応じた倍賞千恵子さん