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JA信州諏訪豊田支所と地元の農業・漁協関係者らでつくる「ファーマーズ」が稲作を支援している諏訪市豊田小学校5年生児童は12月21日、同校で収穫祭を開きました。保護者やファーマーズのメンバー、JA職員など約160人が参加し、稲作の1年を締めくくりました。
児童は今年、同校近くの水田(約3アール)でコシヒカリ、ヒメノモチ、みやこがねもちを栽培しました。当日は3品種合わせて21㎏を使い、1組が餅つきを担当し、2組がおにぎり、味噌汁、浅漬けを用意。残った米は希望者に販売しました。
会食後は、班ごとに代かきや田植え、稲刈り、精米などのテーマで、米づくり学習の成果を発表。
1組の伊藤杏季さん(11)は「これからもお米を大切にしていきたい。餅にきなこやあんこの味をつけるが楽しかったので、家でもやってみたい」と話していました。
ファーマーズの代表を務めるJA理事の藤森一彦さんは「今年は、自分で種を植えた『マイ苗』が田植え・稲刈り・脱穀を経て、精米されるまでを観察してもらうなど、いろんなことを試みた1年だった」と振り返りました。
また同メンバーの藤森重利さんは「豊田という地名が〝豊かな田んぼ〟からきているように、この地域は昔からおいしい米をつくってきた。皆さんにも体験してもらえてうれしく思う」と語りました。
同校の稲作体験は10年以上にわたり、ファーマーズが栽培指導や日々の管理などを支援してきました。藤森一彦さんの働きかけにより、昨年度から豊田支所の支所協同活動と連携し、食農教育として職員が作業に協力しています。この日は、児童全員にJAオリジナルキャラクター「じゃすまる」のぬいぐるみをプレゼントしました。
当日の写真を見せなから学び、感じたことを発表する豊田小学校5年生
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