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災害時も役立つパッククッキング 節水エコ調理学習
JA信州諏訪女性大学院食育グループは5月9日、院生19人が茅野市のA・コープサン・ライフ店2階調理室で簡単でエコな「パッククッキング」を行いました。
パッククッキングはカセットコンロと水、ポリ袋、鍋があれば可能な調理法。主食からデザートまで多種多様なメニューを1つの鍋で同時につくるので節水でき、災害でガスや水道、電気などのライフラインが停止した際にも温かくおいしい料理が食べられます。
この日は同院生の永田せつ子さん(65)に教わりながら、ご飯、野菜とツナのシチュー、鳥ハム、プレーンケーキの4品を調理。130度の耐熱ポリ袋に食材を入れて袋の口をしっかりと縛り、湯せんで20~30分ほど火を通して皿に盛り付けました。
永田さんは「災害時に役立つのはもちろん、食材を効率よく消費できるので、ひとり暮らしや核家族世帯の普段の食卓にもおすすめ。ポリ袋のまま食べてもよいので洗い物を少なくできるし、清潔に保存もできる。つくり方を覚えて、ぜひ多くの人に広めてもらいたい」と話しました。
部員からは「考えもつかなかったが、とても便利」「少量のご飯を炊きたい時に向いている」と感心の声があがりました。
火加減を見ながら具材を湯せん。プレーンケーキは形が崩れないように割り箸を使いました。
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