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「たてしな大根」ランナーにPR
第12回八ヶ岳縄文の里マラソン大会(茅野市主催、JA信州諏訪など協賛)が9月9日、茅野市尖石縄文考古館で開催されました。
地元の生産者でつくる「だいこん専門部会」(今井忠部会長)は、多くのランナーが集まる同大会に合わせ、自ら栽培したダイコンをはじめ、トウモロコシやキャベツなどを販売。消費拡大を呼びかけました。
同部会は、初回大会からブースを出展。今年は10人の部会員が売り場に立ちました。
天候不順の影響で野菜の価格が高騰する中、この日はダイコン1本100円、キャベツ1玉100円と安値で販売。ランナーや応援に訪れた家族が詰めかけ、まとめ買いする人も目立ちました。
今井部会長は「生産者の高齢化や後継者不足が深刻だが、毎年買いに来てくれる人に味のよいものを届けたい」と話しています。
息子の応援に駒ヶ根市から訪れた矢澤幸子さん(45)は、「この大会は野菜を買うのも楽しみ」と笑顔を浮かべました。
同市豊平地区はダイコンの生育に適した冷涼な気候と石の少ない黒ぼく土の大地で、首都圏に近い立地条件などから昭和39年に栽培が始まって以来、生産量が急速に増加。県下トップの生産量を誇る産地に発展しています。
旬の「たてしな大根」をPRする今井部会長(左)
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