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八ヶ岳ホルスタインショウ2016実行委員会は5日、JA信州諏訪旧乳用仔牛哺育場隣の草地(富士見町)で、乳牛の共進会「八ヶ岳ホルスタインショウ2016」を開いた。審査の結果、同町の酪農家植松勇さんが最優秀賞にあたる総合賞を受賞した。
乳牛のレベルや生産意欲の向上、酪農への理解促進に向けて毎年開いている。今回は、富士見町・原村・山梨県北杜市の酪農家や農業大学校、酪農試験場から19頭が出品された。
飼料会社「オールインワン」の吉澤要技術部長を審査員に、月齢や出産経験の有無で6部門に分けて、骨格の生育具合や乳器の質などを審査した。総合賞は、部門ごとのチャンピオン牛の中から経産・未経産のグランドチャンピオンを選び、その内の1頭を選んだ。
吉澤さんは、「力強い牛が多数出品された。総合賞の牛は、特に骨格がしっかりしており、日々の手入れが感じられた。長く牛乳を搾れる資質のある牛だった」と講評した。
植松さんは、「皆さんの協力により、良い結果を出せて嬉しい。今後もますます牛の改良に力を入れていきたい」と受賞の喜びを語った。
この日は、ジャッジングコンテストも実施。来場者に用紙を配り、部門ごとにどの牛が上位入賞するか予想。審査員が選んだ順位と一致していればポイントが貯まり、高得点だった上位5人にヨーグルトの詰め合わせをプレゼントした。
総合賞以外の入賞者は次の通り。
▽未経産グランドチャンピオン=植松勇▽経産グランドチャンピオン=五味幸太郎▽第1部=植松勇▽第2部=五味英介▽第3部=五味英介▽第4部=植松勇▽第5部=五味幸太郎▽第6部=植松勇▽ベストアダー賞(最も優れた乳房を持つ牛)=五味幸太郎。
酪農家が乳牛の品質を競った八ヶ岳ホルスタインショウ
牛と親しむ来場者
参加者全員で記念撮影
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