ドローンで農作業労力軽減/効果実感、2年目も実施
富士見町の平出直文さん(75)は、ドローン(小型無人飛行機)を活用した米づくりを行っています。5月26日、2022年度初めてのドローンでの農薬散布を実施。平出さんとJA職員が参加し、作業を見守りました。
JA信州諏訪管内では先進的な取組み。平出さんは、21年からドローンを活用しています。農作業の労力軽減を実感できたことから、本年度も継続することに決めました。
この日は、風の影響を受けない早朝6時過ぎから、同町の水田3枚(計93.1アール)で作業。水田は、5月12日に「あきたこまち」の種もみを直播きしたものです。
ドローンパイロットは「ソリストエアワークス」代表の池田俊之介さんが務めました。機体は地上3メートルの高さを飛行。時速約15キロで10アールを1~2分でまき終えました。
平出さんは「広い田んぼにまんべんなく除草剤を散布するのが大変だったが、ドローンで手早く正確に作業してくれると、とても助かる。できる限りの負担を減らしながらも、おいしいお米をしっかり生産できるよう栽培管理に努めたい」と語りました。
写真=早朝に行ったドローンによる農薬散布
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