スナップえんどう 集荷始める/栽培方法共有し生産規模拡大へ
JA信州諏訪は今年、スナップえんどうの集荷を行っています。管内の生産者5人が、多い日で10ケース(1ケース1㎏)を出荷。生産者同士でより良い栽培方法を共有し合い、来年以降の生産規模拡大を狙います。
スナップえんどうは、ポリポリとした歯ごたえが魅力で、まるごと食べることができるえんどう豆の一種。JA営農部農業振興センターの五味有係長が、春に出荷できる新品目として栽培を提案したことがきっかけ。栽培を希望する人や遊休農地を持つ人に声がけして、2021年から試験的に取り組んでいます。専用の出荷用段ボールも製作。主に東京など関東方面に市場ルートも確立しました。
早出泰久さん家族は、岡谷市のハウス(1アール)で栽培。昨年12月30日に種をまき、4月25日に初出荷しました。出荷の日は、朝早くから専用のハサミで収穫し、箱詰めを行っています。5月25日まで出荷する計画です。
早出さんは「初めてだったが、栽培しやすく、作柄も上々。春はレタス、エンダイブ、ホウレンソウなどが収穫できるが、スナップえんどうもおすすめできる。来年からはもっと多くの生産者に出荷してもらえるよう、栽培技術の勉強を続けたい」と話しています。
写真=箱詰めしたスナップえんどうを確認する早出さん
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