花き栽培講習会/宿根カスミ草と輪菊の栽培方法伝える
JA信州諏訪営農部は12月21日、管内のJA施設2会場で花き栽培講習会を開きました。組合員・直売所部会員計11人が参加。JAの主力品目「宿根カスミ草」と「輪菊」の栽培方法やJA集荷所やJA直売所への出荷までの流れを学びました。
管内は、県内3分の1の生産量を誇る切り花の産地。新規栽培希望者を対象に広報活動を行い、参加者を集って開催。富士見町のJA富士見町営農センターと諏訪市のJAすわこ営農センターの2会場で実施しました。
講習会では、営農部農業振興センターの担当職員がそれぞれの品目の栽培方法の特徴を説明。「宿根カスミ草」は重労働の作業が比較的少なく、定植後約100日間で収穫することができるため、初心者にもおすすめの品目として紹介。「輪菊」は富士見町を中心に古くから栽培されており、ハウス・露地どちらでも栽培が可能。自身で苗を育てることができるため、2年目からは種苗代などの経費を抑えることができるとしました。
また、同部生産販売課の直売所担当職員が、管内に8店舗あるJA直売所で地元産切り花の需要が高まっていることを説明。「少量からでも大歓迎。ぜひJA直売所にも花きを出品していただきたい」と呼びかけました。
茅野市の小口ひろみさん(53)は「来年度から花きの栽培を始めたいと思っている。どんな品目があり、どのような準備が必要かわかってよかった」と話していました。
写真=新規栽培希望者に向けて、おすすめの品目や栽培方法を説明した花き講習会
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